日蓮宗 | 滋賀県長浜市大宮町

長尾山 妙法寺

長浜のまちなか、黒壁スクエアからほど近い大宮町にある日蓮宗の寺です。 境内には、豊臣秀吉の寄進状と、秀勝公ゆかりと伝わる笠塔婆・塚墓が残ります。 本堂は一九五二年に焼失しました。現在は仮堂で法要を営み、本堂再建への歩みを進めています。

寺の来歴

約五百年

小谷城下に始まり、長浜へ移ったと伝わります。

長浜市の文化財

市指定文化財 三件

寄進状、石造笠塔婆、妙法寺塚墓です。

所在地・交通

駅から徒歩約七分

黒壁・北国街道とともに歩ける距離にあります。

お知らせ

妙法寺からのお知らせ

妙法寺公式サイトを公開

長尾山妙法寺の公式サイトを公開しました。寺の歩み、市指定文化財、本堂再建、参拝案内をお伝えしていきます。

由緒・沿革

妙法寺の歩み

妙法寺は約五百年前、小谷城下で創建されたと伝わります。長浜へ移ったのは、その後のことです。 幼くして亡くなった秀勝公を弔う寺として、豊臣家との関わりを伝える史料と石造物が残されています。

  1. 寺伝

    小谷城下に始まる

    妙法寺は約五百年前に小谷城下で創建され、のちに長浜へ移ったと伝わります。

  2. 1576

    石造笠塔婆に天正四年の銘

    境内の石造笠塔婆には天正四年の銘があり、寺では秀勝公を弔うものと伝えています。

  3. 1586

    秀吉、寺領を寄進

    天正十四年十二月八日付で、豊臣秀吉が寺領を寄進しました。その寄進状はいまも寺に伝わります。

  4. 1952

    本堂火災

    火災により本堂と旧蔵の秀勝公絵像を焼失しました。以後、仮堂で法要を営んでいます。

  5. 2003–04

    塚墓の調査と文化財指定

    長浜市教育委員会が塚墓を調査し、石造笠塔婆と塚墓が長浜市指定文化財となりました。

  6. 2008

    門前の火災

    十一月一日、長浜市内の飲食店街で火災があり、十三店舗が焼けたと報じられました。妙法寺では、現在の駐車場一帯にあった建物もこの火災で失われたと伝えています。

  7. 現在

    仮堂での法要と本堂再建

    仮堂で法要と供養を営みながら、墓所と文化財を守り、本堂再建に向けた検討を進めています。

妙法寺の文化財

三件の市指定文化財

現地案内板に掲載された、伝羽柴秀勝公画像、石造笠塔婆、塚墓の記録写真

古文書

妙法寺宛豊臣秀吉寄進状

天正十四年(一五八六)十二月八日付。豊臣秀吉による寺領の寄進を記した文書です。

石造物

妙法寺 石造笠塔婆(題目式笠塔婆)

天正四年(一五七六)の銘がある笠塔婆です。寺伝では、幼くして亡くなった秀勝公を弔うものとされています。

塚墓

妙法寺 塚墓(石囲い箱棺墓)

二〇〇三年度に長浜市教育委員会が調査した塚墓です。調査報告書は『伝羽柴秀勝墓』と題されていますが、被葬者は確定していません。

長浜市の指定文化財一覧で確認する(PDF)↗(新しいタブで開きます)

長浜の曳山文化を造形の手がかりに描いた本堂再建の構想イメージ再建構想イメージ

実在の建物や、確定した設計図ではありません。

長浜の曳山文化を造形の手がかりに描いた検討資料です。

本堂再建

本堂の再建について

本堂を失ってから、七十余年。法要と供養の場を取り戻すとともに、豊臣家ゆかりの寺としてその歴史を伝え、長浜のまちなかを明るくする本堂の再建を目指しています。

現在は構想段階です掲載図は、2026年8月に作成した検討資料です。

現在の活動
仮堂で法要と供養を営み、墓所と三件の市指定文化財を管理しています。
再建する本堂
豊臣家ゆかりの寺にふさわしく、長浜の曳山文化を意匠の手がかりとしながら、法要・供養・法話・写経に使える本堂を検討しています。
境内の利用
墓所と文化財を守り、寺院行事と参拝の動線を確保したうえで、地域の方が訪れやすい境内を目指します。

本堂と境内のこれから

本堂の再建にあわせ、既存建物と駐車場のあり方も見直しています。法要や参拝の妨げにならず、墓所と文化財を守れることを第一に、境内全体を整えていきます。

計画が具体化した段階で、進み具合をこのサイトでお知らせします。

所在地・アクセス

参拝案内

長尾山 妙法寺

〒526-0054
滋賀県長浜市大宮町2-9

JR長浜駅から徒歩約七分

地図を開く (新しいタブで開きます)

参拝について

妙法寺は現在、仮堂で法要を営んでいます。 開門時間と駐車場の詳しいご案内は、準備が整い次第このページでお知らせします。

御朱印について

御朱印は、住職の体調により対応できない場合があります。 また、その場でお書きせず、あらかじめ用意した書き置きをお渡しする場合があります。

史料と出典

長浜市の指定名称は「妙法寺 塚墓(石囲い箱棺墓)」です。学術調査報告書では「伝羽柴秀勝墓」と題されていますが、被葬者は確定していません。 本文の沿革は、妙法寺で受け継がれてきた寺伝に基づきます。二〇〇八年の火災は、新聞見出しと滋賀県の消防防災年報で日付・市・被害の概要を確認しました。現在の駐車場一帯との関係は、寺に伝わる話として記載しています。